だるまちゃんの絵本コラム〜月並みですが、クリスマス絵本を紹介!の巻〜
早いもので2018年もあと1カ月とちょっと。さて、このコラムでもクリスマスをネタにしないわけにはいかないです。
クリスマスと絵本って切っても切れない関係な気がするし、毎年クリスマス絵本はこれでもか!っていうくらい出版されてますし。私も何十冊と持ってはいるのですが、なんとかそこから厳選して紹介させていただきます♪
サンタさんの過ごし方♪
「サンタのいちねん トナカイのいちねん」
作・絵 きしらまゆこ
ひさかたチャイルド
この本の面白いところは、片側からサンタの1年、反対側からトナカイの1年が描かれていて、絵本の真ん中でお話しが一緒になるところ。そしてトナカイの1年が意外過ぎるところ。
毎年クリスマス前には必ずどこかで読み聞かせに使い、笑いが起きる絵本です。
「サンタクロースはおもちゃはかせ」
[作]マーラ・フレイジー [訳]うぶかたよりこ
文溪堂
おもちゃはかせというだけあって、こちらのサンタクロースのおうち?のバックヤードは素晴らしいし、おもちゃの吟味に研究もしてる。
私が一番気に入ってるところは、サンタクロースからのプレゼントに大喜びの子どもは99.9パーセントだというくだり。
黒井健氏とクリスマス絵本♪
私の中では、クリスマス絵本と言えば黒井健氏の絵!ほんわかしたタッチの絵が、クリスマスの幸せ度にマッチしているのかな。
まずはサンタの1年間を描いた定番的絵本。
「あのね、サンタの国ではね・・・」
〈原案〉松本智年 一色恭子 〈文〉嘉納純子
黒井健 絵
偕成社
サンタクロースがたくさんいることに最初に衝撃を受けた絵本(笑)サンタクロースがこんな1年間を送ってたのか、という最初の衝撃もこの絵本(笑)
ずいぶん前に読んだ時、聞いてくれていた子たちに「サンタクロースに手紙ちゃんと書いた?」と聞いたら、「書いたよ〜!」という声と焦った顔と色々だったなぁ。
「うさこのサンタクロース」
作・矢崎節夫 絵・黒井健
フレーベル館
これはもうとにかく絵が可愛い、動物たちのサンタクロースがキュート過ぎる!!!ページに対する絵の入り方も効果的で、見開き1ページ絵のみのところは、広げて飾っておきたいです。
お話の内容も、とっても微笑ましいですよ。
「クリスマスのおかいもの」
たしろちさと
講談社
サンタクロースは最後のページの片隅にひっそり描かれているだけの、でもとってもクリスマスっぽい絵本。絵もすごく可愛くて、この主人公たちのキャラグッズ欲しい!と思います。
そして読んだあと、自分も誰かのためにプレゼント買いに行きたくなりますよ!
残りわずかとなりました・・・
昨年2月から始まったこのコラムも、残すところあと2回となりました。最後の回のテーマは決めているのですが、来月の分はまだ未定。お正月、はありきたりだしね〜。
この10カ月を振り返りながら、ゆっくり・・・もしてられないけど、テーマ探しをしたいと思います♪
▼このコラムを書いた人は
だるまちゃん
普段は園、小・中学校、特別支援学校、図書館ほか公共施設で読み聞かせしています。
出店者さんやお客様のお子さんを対象に読み聞かせをすることに楽しさを感じ、2016年からは屋号を「だるま文庫」に設定。
読み聞かせと共に用意した絵本を自由に読んでもらえる移動文庫のブース作りをしています。
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