アレルギーを持つ子供も!安心して暮らせる片付け術!

ただでさえ育児は大変なのに、子供にアレルギーがあると、「もっと大変!」と悩んでいませんか?

人一倍多い病院通い、食物アレルギーがあれば、除去食作り、喘息があればハウスダスト対策、アトピーがあればスキンケア、その上、アナフィラキシーや発作を起こさないか常に心配や不安との戦いです。

子供にアレルギーがあると、「どうしてうちだけこんなに大変なの?」とかアレルギーがない子供を羨ましく思ったりしてしまいます。そして忙しい毎日に、子供や家族に八つ当たりして自己嫌悪。

今回は、毎日アレルギーと向き合って頑張っているママが、暮らしが楽になる片付け術をお伝えします!

収納術やノウハウを知る前に、片付けの本質を知ろう!

片付けというと、「収納をなんとかしなくちゃ」と、雑誌や本を真似してみても上手くいかない。そんな経験をされ方も多いのではないでしょうか。片付けは、小手先の収納術だけではなく、片付けの土台となる部分を作ってから始めないと失敗してしまいます。

片付けの土台とは、あなたの「価値観」や「大切にしていること」「癖」「得意なこと」「苦手なこと」などしっかり整理することです。空間の整理の前に頭の中から整理することです。意外と思うかもしれませんが、頭の中が散らかった状態では、いくら片付けても、途中でどうすれば良いかわからなくなったり、嫌になってしまいます。

頭の中を整理するには5つのステップがあります。

① ゴールを決める=目標を設定する(どんな空間にしたいのかを具体的に)
② 現状を把握する(何が問題か)
③ ②を解決するために、やるべきことを書き出す
④ スケジュールを立て行動する
⑤ 使いやすいかを確認する 
上手くいっていないと感じたらまた①からやり直す。

ここでポイントは①を「特に強く思っている感情」にすると、片付けが進みます。アレルギーのお子さんがいると、まずはお子さんのアレルギー症状が出ないことママは願っているはず。

例えば食物アレルギーがあるなら「誤食がおきないすっきりキッチン」喘息があれば「ハウスダスト対策が簡単にできる部屋」などを日頃強く思っている感情をゴールにして、このステップに従って、頭の中を整理してから片づけ始めます。そうすることで、捨てることに抵抗があるママも、
〈使うかどうかわからないモノ〉VS〈子供のアレルギー発作がおきない部屋〉
「どちらが大事?」と問いかけながらモノの選択をすると、自然と答えが出てきます。

自分に合った片付け方なら、絶対上手くいく!

そして、もう1つ大切なポイントは、「自分に合った片付け方」を知ることです。片付けは一見簡単そうに見えますが、右脳も左脳もフル回転させています。そして、右脳と左脳どちらが優位に働いているかは人によって異なります。

腕にも利き腕があるように、ライフオーガナイズの片付けでは、優位に働く方を利き脳といい、その利き脳の合った収納法や片付け方をお伝えしています。簡単に特徴と対策を利き脳別にわけてみます。

【左脳が優位に働く人の特徴】
・ルーティンワークが得意
・計算や文字認識が得意
・論理的思考
・機能性重視
・マニュアル通りにすすめる

*おすすめ収納方法*
・細かく仕切る収納
・ラベリング
・見た目すっきり

【右脳が優位に働く人の特徴】
・直観やひらめきで行動する
・感覚でものごとを判断する
・マニュアル通りにやるのが苦手
・音楽や芸術に明るい

*おすすめの収納法*
・ざっくり収納
・中が見える収納
・お気に入りの収納グッズ
 

このように、人によって得意なことや苦手なことが違うので、片づけ方も100人いたら100通り。利き脳をもとに自分に合った片づけ方を見つけることで、絶対に上手くいきます。

たとえば、右脳が優位に働くタイプなのに、真っ白で統一された収納ボックスに細かく仕切ってラベリングしてある収納は、片付けること自体ハードルが高くなります。それよりも中が見えてざっくりしまえる収納ボックスであれば、さっとしまえるので片付け長続きします。

お子さんのアレルギー症状に例えても同じことが言えます。人によって重症度や体質が違うのに治療法が一択!ではありませんよね。他に勉強方法や、スポーツ、音楽など暮らしの様々な場面でも「自分に合った方法を探す」というノウハウを身に付けておけば、暮らしがぐっと楽になります。

仕組み化で、アレルギーの子供がいても楽になる!

最後に、もう1つ大切なことは俯瞰して仕組化を意識すること。俯瞰とは一歩下がって全体をみること。例えば、アトピーの子供の痒みが止まらず、保冷剤で冷やす時。「どうやったらさっと準備ができるかな?」と考え、冷蔵庫横に保冷剤を巻くガーゼを入れられるマグネットタイプのボックスをつけておく。

食物アレルギ―の誤食を防ぐために、貼って剥がせるラベルとマジックを冷蔵庫の近くに置いて、「チーズ×」となど書いて貼ることがすぐできる仕組みにしておく。様々なシーンで、手間を減らすために「じゃあ、どうする?」と俯瞰してモノ事をとらえて仕組化をしていけば、人一倍多いタスクがあってもどんどん楽になっていきます。

今回は、アレルギーを持つ子供との暮らしが楽になる片付け術をお伝えしました。家が整うとママも元気に。ママの元気はお子さんの元気に繋がります。アレルギーはストレスも大敵!部屋を片付けてすっきりした気持ちで毎日過ごすことからはじめませんか? アレルギーを持つ子供のママさんの120%味方です。応援しています♪

ライフオーガナイザー🄬

ライフオーガナイズは 頭の中から整理をし、個性や価値観を尊重した片付け方で、 ヒト・モノ・コト暮らし全般整えることを 目標としています。 その中でも、私自身の子育て経験から アレルギーっ子との暮らしが 劇的に楽になる片づけ術をお伝えしています。

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