だるまちゃんの絵本コラム~絵本で体を動かそう!の巻~
あんなに暑かった夏が、突然どこかへ行ってしまったね、というくらい涼しくなってしまい、もうすっかり秋ですね!
車の運転をしていると、向かってくるトンボの大群に遭遇することも多くなってきました。
かこさとし氏の絵本「とんぼのうんどうかい」(偕成社)を思い浮かべながら、運動会→スポーツの秋→体操と繋がったので、絵本を見ながらちびっこも一緒にできる体操の絵本を選んでみました♪
ラジオ体操を越える?音源まであるんです!
「ぺんぎんたいそう」
齋藤槙 さく
福音館書店
あるお子さんと一緒にこの「ぺんぎんたいそう」をやってみたら大盛り上がりで、いつかこういった場で紹介したいと思っていたのですが、今回調べ直してみたら、なんとなんと!!!この絵本は楽譜にもなっていて、出版元の福音館書店のHPには楽譜だけでなく音源まで公開されていました。
二匹のぺんぎんからなるたいそうは、難しいものではないけれど、本気でやったら結構いい運動になりますよ。お子さんとの毎日の日課にどうですか?
※楽譜や音源は、「ぺんぎんたいそう 音源」などと検索すればすぐに出てきます。出版社の公式ページなので安心です。また写真は私物の月刊版ですが、現在は一般書籍として発刊されています。
親子で一緒に♪
「パンダともだちたいそう」
いりやまさとし
講談社
シリーズに「パンダなりきりたいそう」「パンダおやこたいそう」もある、人気の絵本です。
私はともだち…しか持っていないのですが、これはだんだん人数が増えていくたいそうなのと、パンダの白黒柄を活かしたたいそうなので、人間がやるには不向きかな?可愛い絵本なので、見て楽しんでね♪
一人でも楽しく♪
「おどります」
高畠純
絵本館
この絵本を知った時は、もう衝撃としか言いようがなかったです。動物たちがただひたすら「メケメケ フラフラ」とフラダンス的なおどりをしてるだけ!でもとっても可愛くて面白い。
読み聞かせで読むと、一緒に手を動かしてくれる、中にはお尻まで動かしてくれる園児も続出です♪
読む見る聞くだけじゃない楽しさ♪
「だいおういかのいかたろう」(ザ・キャビンカンパニー/作・絵 すずき出版)
途中で出てくるいかダンスは、ちゃんと動きをコマ割りで紹介してくれていて、最後に楽譜も付いています。私は自己流で節をつける程度ですが、ダンスはしっかりやらせてもらうと息が切れます。でも子どもも大人も大喜びしてくれますよ!
たかが絵本、されど絵本。絵を見てお話を聞く以外にも、付加価値のある絵本はたくさんありますね。
今回紹介のような絵本で、秋の夜長、ますます親子のスキンシップを楽しんでくださいね!
▼このコラムを書いた人は
だるまちゃん
普段は園、小・中学校、特別支援学校、図書館ほか公共施設で読み聞かせしています。
出店者さんやお客様のお子さんを対象に読み聞かせをすることに楽しさを感じ、2016年からは屋号を「だるま文庫」に設定。
読み聞かせと共に用意した絵本を自由に読んでもらえる移動文庫のブース作りをしています。
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