だるまちゃんの絵本コラム~問い合わせナンバーワンは「乗り物の絵本ありますか?」~
あちこちのイベントで読み聞かせと移動文庫の出店をさせていただいていますが、200~300冊くらいの持ち歩いている絵本の中から、みなさん真剣にお気に入りを見つけて、ブース内でくつろぎながら読んでくれるのですが、お問い合わせがダントツで多いのが「乗り物系の絵本」。
古物商許可を取得して古絵本を販売もするようになってから、やはりすぐになくなってしまうのも乗り物絵本。
そんな男女問わずちびっこには人気の乗り物絵本はた~くさん出版されていますが、私が好きな絵本をピックアップしてみました♪
おすすめ乗り物絵本は
「がたん ごとん がたん ごとん」
安西水丸 さく
福音館書店
赤ちゃん絵本としてはテッパンかな?私の住む市のブックスタートのプレゼント本にもなっていますが、「がたん ごとん がたん ごとん」のリズムも心地よく、赤ちゃんも嬉しそうに聞いてくれます♪
「ぶーぶーじどうしゃ」
山本忠敬 さく
福音館書店
乗り物の絵本と言えばこの方、山本忠敬氏。とてもリアルなんだけど、ちゃんと絵本なんだよなぁと思わせてくれます。いろんな自動車がカタログ的に紹介されていて、ワクワクしてしまいますね♪
「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」
作 絵 間瀬なおかた
ひさかたチャイルド
私の中では、山本氏とともに乗り物絵本の二代巨匠!そして間瀬氏の絵本は仕掛けになっているのも楽しいのです。表からも裏からも読める絵本。表は「やまの駅」、裏は「うみの駅」、途中トンネルに入るたびに変わる景色も周悦です♪
「デデンドドン」「デデンゴゴー」「デデドン」という電車の走る音も軽快です。
今月のおすすめ絵本☆
その月特有の絵本や、その時どうしてもおすすめしたい絵本のコーナーです。
乗り物絵本に入れていいか迷って外してしまったものがあるので、こちらで紹介します。
「DX版新幹線のたび」
コヤマスカン
講談社
「でんしゃにのって」
とよたかずひこ
アリス館
「新幹線のたび」は読みながら一緒に旅している気分になれる絵本です。お正月の帰省で実際に乗られた方もいらっしゃるのでは?
もっとザ・乗り物絵本という感じのものもたくさん出版されているのに、やはり偏ってしまったような気もしますが、今年も私なりの選書で紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
▼このコラムを書いた人は
だるまちゃん
普段は園、小・中学校、特別支援学校、図書館ほか公共施設で読み聞かせしています。
出店者さんやお客様のお子さんを対象に読み聞かせをすることに楽しさを感じ、2016年からは屋号を「だるま文庫」に設定。
読み聞かせと共に用意した絵本を自由に読んでもらえる移動文庫のブース作りをしています。
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