だるまちゃんの絵本コラム~ お水について考えてみよう♪~

先日ウォーターサーバーを契約し、この夏はおいしくて冷たいお水が飲めるぞ~♪と喜ぶも、すぐに息子のガブ飲みが思い浮かび、タダではないことをよ~く教え込まなくては!!!と心に誓いました。

そ・し・て・・・大好きな絵本作家かこさとし氏の最後の作品として昨年出版された絵本を紹介するのに良い機会だ、と思いつき、今回は「水」がテーマの絵本を紹介します。

 

 

「お水」がテーマの絵本は...

「みずとはなんじゃ?」 
かこさとし・作 鈴木まもる・絵
小峰書店

かこ氏が昨年92歳でお亡くなりになる直前まで手掛けていた絵本で、製作過程がNHKのドキュメンタリーにもなりました。

科学絵本が得意な作者の、身近な水が実はどういうものかを、子どもにもわかりやすいようにという思いであふれた作品。ご自分で絵を描くのが難しくなり託した鈴木まもる氏が、かこ作品の雰囲気をまったく壊していないのが嬉しいです。

 

 

「みず ちゃぽん」
新井洋行
童心社

水の音の擬音が楽しくて、表情つけて読みたくなります。赤ちゃんにも是非♪

個人的には、この絵本は是非防水対策したお風呂絵本として商品化してほしいです。子どもと一緒に入浴中に読んだら、絶対に面白いと思うのです。

 

 

「みずたまのたび」
アンヌ・クロザ さく  こだましおり やく
西村書店

 

 

「水は、」
山下大明 写真・文
福音館書店

写真絵本です。水が生命を作り出しているんだなぁ。水って神秘的だなぁ。そんな風に感じてしまう一冊です。

ウォーターサーバーを使っている方も、ペットボトルでミネラルウォーターを購入している方も、いやいや水道水で充分だ(基本我が家はこれだったのですが)という方も、雨も多くなるこの季節、絵本を読みながら「水」についてちょっと考えてみませんか?

 

 

今月のおすすめ絵本☆

その月特有の絵本や、その時どうしても『おすすめしたい絵本のコーナー』です。今回はちょっと夏には早いのだけど、水がテーマだったので水を使ったおやつと言えば!です。

 

 

「ばばばあちゃんのアイス・パーティ」
さとうわきこ・作  佐々木志乃・協力
福音館書店

 

 

「ぺんちゃんのかきごおり」
おおいじゅんこ
アリス館

 

これを書かせていただいてるのは5月の下旬。今日は本当に氷がお似合いの陽気です。みなさんに読んでいただいている頃は、どんなお天気が続いているんでしょうね。そろそろ夏休みのことなども考える時期ですね!

 

このコラムを書いた人は

だるまちゃん
普段は園、小・中学校、特別支援学校、図書館ほか公共施設で読み聞かせしています。
出店者さんやお客様のお子さんを対象に読み聞かせをすることに楽しさを感じ、2016年からは屋号を「だるま文庫」に設定。
読み聞かせと共に用意した絵本を自由に読んでもらえる移動文庫のブース作りをしています。

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