プログラミングに強い街に!上尾市小・中学生プログラミング大会表彰式が開催されました
11月21日(日)上尾市文化センターにて上尾市小・中学生プログラミング大会の表彰式が行われました。
この大会は2018年12月に発足し、今回が3回目。『プログラミング教育に対する不安を無くすこと、上尾市をプログラミングに強い街にすること』を目的に開催しています。
自分で理想のゲームを作ってみたい!を親や地域が応援
中学校の部で最優秀作品賞を受賞した中学1年 桑原 昊希(くわばらこうき)さんは、もともとゲームをするのが好きだったが、元からあるゲームではなく自分で理想のゲームが作れたらとお母さんと話していたそう。そこで、近所のパソコン教室に相談したところプログラミングを教えてくれることになり通いはじめました。
今回の受賞作では、英語の単語を穴埋め方式で手書きで答えるゲームを作りました。タイピングではく手書きでの回答にこだわり、たくさんの人の筆跡を集め、機械がその筆跡を認識するようなプログラムを作ることに苦労したそう。今回最優秀作品賞を受賞した理由もそこが評価されました。
また、小学生の部で優秀作品賞を受賞した小学5年 星 悠希(ほしゆうき)さんは幼稚園のときにNHKのEテレで観ていた番組が影響でプログラミングを始めました。小学校1年生ごろまでに、パソコンの得意なお母さんがプログラミングの基礎を教えたそう。その後は独学でプログラミング関係のサイトをみたり、本を買って知識を得ました。
今回は学校の夏休みに自由研究で作ったプログラミングをもとにエントリー。次回は最優秀作品賞を目指して頑張りたい!と意気込みも新たにしていました。
将来有望なIT人材を大会をきっかけに育成していきたい
2021年より小中学校でもICT教育が本格的にスタートしました。数年前よりプログラミング教室も増え認知度は高まっていますが、今後はよりIT事業などで有望な人材は必要になることが予測されます。
大会を主催している新井田実行委員長もIT関連会社を経営する一人。「この大会をきっかけにプログラミングに興味をもち、将来的に良いIT人材になる子供たちを作っていきたい」そう意気込んでいました。
(編集後記)
多種多様な働き方がある昨今で、プログラマーは子供たちにとっても人気の職業のひとつですね。「ゲームが好きだから自分で理想のゲームを作りたい!」と始めた子の話を聞くと“好きなコトに一生懸命になれること“は素敵なコトだなぁと感じました。スポーツでも、勉強でも、遊びでも、何か没頭できる好きなものを見つけられたらいいですね。
参考:上尾市小・中学生プログラミング大会 リンク https://ageoprocon.com/
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