ハーブでスペシャルケア
ハーブは古代より儀式や料理にも活用されていました。ハーブを美容として使用し始めたのも、まさに古代エジプト時代からと言われています。
ハーブで行えるケアは、「フェイススチーム」「パック」「スクラブ」「ゴマージュ」「化粧水」や「クリーム」「目のケア」「ヘアケア」「手足のケア」と頭からつま先まで活用することができます。
一種類ではなく二種類三種類と使うとより効果も高くなります。そして何といっても、ハーブで行うケアは香りで癒されます。そして薬品を使用しませんのでナチュラルにケアできます。体と環境の事を思うと理想的ですね。
今回お伝えするスペシャルケアはフェイシャル(顔)のスキンケア法です。「ハーブスクラブ」と「ハーブパック」を紹介します。
スクラブとハーブパックの作り方と使い方
<用意するもの>
ハーブティーパック・・・1つ(カモミール)
たいはくごま油・・・大さじ1
※たいはくごま油(写真の物)がオススメですが、オリーブオイルやココナッツオイルでも代用可能です。
<作り方>
①ハーブティーパックを切り、ハーブをお皿などに取り出します。
②ハーブに、たいはくごま油を混ぜてハーブスクラブの完成です。
③顔にのせて優しくマッサージをしてからよくすすぎます。
スクラブは【毛穴ケア】に最適です。
お化粧をされていましたら、お化粧をとって洗顔後にハーブスクラブをしてください。
ハーブパックの作り方
<用意するもの>
ハーブティーパック・・・1つ(カモミール)
マグカップ・・・1つ
お湯・・・180cc
サランラップ・・・適量
紙でできたパック・・・1つ(100均のものでもOK)
※無ければコットンでも大丈夫です。
<作り方>
①マグカップにハーブティーパックを入れ、熱湯を注ぎます。ラップをして10分置きます。
②ハーブティーパックを取り出し、冷蔵庫で冷ましたら紙パックを浸します。
③軽くしぼりパックを顔にのせて5分待ちます。パックを取り化粧水と乳液で整えて終了です。
抗炎症作用のあるカモミールは、日焼け後のケアにも最適で、ハーブスクラブの後にパックをすると効果的です。
注意点は、アレルギーがないか使用前に必ず調べる事です。お肌がアレルギー反応をおこさないかパッチテストをしてください。また、スクラブは強く顔にこすり付けると肌を傷つけてしまいます。
※必ず強くこすりすぎないようにご注意ください。
また、肌に合わないときや炎症ができた場合はすぐに洗い流して病院へ相談ください。
楽しく癒される体ケア
スクラブだけでも、パックだけでも気になったものをお試しくださいね^^
スクラブは顔以外にも肘やカカトや二の腕など全身にお使いいただけます。顔に使う事に抵抗がある方は、気になる体の部分でお試しください。
ハーブで行うケアは今回の内容以外にも沢山あります。気になる方は是非本屋さんや図書館で探してみてくださいね。
夏休みをお母様方個人の時間も大切に、楽しい夏休みをお過ごしください。
▼このコラムを書いた人は
白山 美奈子
ハーバリストとして自宅では120以上のハーブを育て活用「ハーブ講師」「ハーブ料理家」として活動中。2児の母。精神が辛い時にハーブと出会い元気になれたことから、資格を取得しハーブの素敵な世界観やハーブのリラックス法を講座やコラムを通してお伝えしています。
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