だるまちゃんの絵本コラム~しかけ絵本は楽しいな♥の巻~

今回紹介しようと思うのは、“しかけ絵本”です。

まだ自分で字を読めないちびっこや、絵本なんてフン!って感じの大きめ男の子対策に「しかけ絵本」を導入したところ、想像以上に大ヒット!!!

 

絵本も読み聞かせも好きではないというような子でも楽しんでもらえるので、どんどん蔵書が増えています。でも、新品を買うとしかけ絵本は高い(涙)しかも破損率も高い(涙涙)なのでほとんどが古本屋ゲットなので、多少中身が切れてたり無い部品があったり・・・でも子どもたちはそんな絵本でも楽しんでくれてます。

古本ゆえに現在は手に入らないものも多いのですが、ここでは今でも購入できるものをアップしますね♪

 

 

大人もびっくり!大人気のアイデア絵本

「スウィング!」「ギャロップ!!」「ワドル!」
さくルーファス・バトラー・セダー   やく たに ゆき
大日本絵画

ページをパタパタさせると絵が動きます。子どもはもちろん、大人がすごくハマってくれます。私が持ってるワドルは洋書なんですが、もちろん日本語版も販売されてます。そして他の2冊はモノクロだけど、ワドルはカラーなので子どもたちの一番人気です♪

かがみのえほん「きょうのおやつは」「ふしぎなにじ」
わたなべちなつ さく
福音館書店

絵本を直角に開くと、片側に描かれた絵が反対ページの鏡に写りこんで、立体的に見える不思議絵本。こちらも大人にも人気ですが、のぞきこんで「わぁ~♪」と笑顔になる子どもたちが可愛いんですよ。

おめん本2種類★

なりきりえほん「おめん」「びっくりおめん」
作/わだことみ   絵/さかもとみつや
ポプラ社

見開いて両脇を持って顔に当てると、誰でもパンダやおサルやすいかや、いろんなものに変身できちゃいます♪1作目の笑顔の動物たちに比べ、「びっくり」のほうは動物たちの顔が表情豊かになってます。

変身した顔を写真に撮って見せてあげると、自分の顔に大興奮の子どもたちです!

「おめんです」「おめんです2」
いしかわこうじ
偕成社

こちらも自分の顔にあてがおうと思えばできなくもないのですが、おめんをかぶってるのは誰だ?と当てっこする絵本です。みんな大きな声で答えを言ってくれるので、すごく盛り上がる絵本ですよ。

しかけ絵本と言えばこの人!!

きむらゆういち先生といえばしかけ絵本、というくらい、たくさんのしかけ絵本を作られています。お名前知らなくても、絵本を見れば「あぁ!!!」と口に出ちゃうほど。

あかちゃんのあそびえほん
「ぎゅうって だいすき」「いただきます あそび」「いいこでねんね できるかな」「おきがえ あそび」「ごあいさつ あそび」
きむらゆういち
偕成社

ご存知、ことりのピィ、ねこのミケ、こいぬのコロ、かいじゅうさん、ゆうちゃんがいろんなことを体験しますよ。
写真以外にもたくさんのシリーズがありますよね♪持ち運びしやすいように小さめなハード本もあります。

きむらゆういちのパッチン絵本
「だーれだだれだ!」「だ~れのおうち?」「おいしいな!」
作・きむらゆういち
小学館

たくさんあるシリーズの中で、絵はいろんな方が描いています。二つに割れてるページを開くと、中から違う場面が出てくるしかけ。紙がかなりの厚紙なので、閉めるとパッチン♪といい音がするのです。

まだまだおもしろいしかけ絵本はたくさんあるので、もっともっと紹介したいのですが、キリが無くなるので今回はこのへんで。

どんな絵本をお子さんに用意したらいいのか迷うようでしたら、しかけ絵本から始めればお子さんも抵抗なく本に親しめると思います。

このコラムを書いた人は

だるまちゃん
普段は園、小・中学校、特別支援学校、図書館ほか公共施設で読み聞かせしています。
出店者さんやお客様のお子さんを対象に読み聞かせをすることに楽しさを感じ、2016年からは屋号を「だるま文庫」に設定。
読み聞かせと共に用意した絵本を自由に読んでもらえる移動文庫のブース作りをしています。

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