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  • 元気にすくすく育ってほしいこどものために、楽しみながら作れるママのための毎日のごはんのヒント!管理栄養士・幼児食アドバイザーで2児の母でもある山口まゆみさんのコラムです。

年末年始の食べ過ぎはコレで解決!お疲れカラダの整え方

皆さんいかがお過ごしですか?クリスマスが終わると、いよいよ年末ですね。年末年始は帰省や旅行に行かれる方も多いでしょう。

今回は、年末年始に食べ過ぎてしまった時にどのように体を整えていけば良いのかお話していきます。

 

 

年末年始の帰省や旅行は思いっきり楽しもう!

帰省や旅行でついつい料理がおいしくて食べ過ぎることも多いですよね。でも、こういう時はめいいっぱい楽しんで良いと思うのです。

・久しぶりに会うおじいちゃん、おばあちゃん、親戚の方と会話をしながら食事を楽しむ!
・お出かけして普段なかなか食べられないおいしいものを口いっぱいにほおばりながら食べる!

いつもとは違う特別な時間。自然に笑顔がこぼれ出ますよね。

 

これこそが食事の大事なところです。

子どもにとって大好きな人。母、父、兄弟、祖父母、友達と楽しく食事をすることはコミュニケーションを深める大事な機会です。

家族や友達と、楽しく会話をしながら食べる食事は、ココロもカラダも元気にしてくれます。

食事を一緒に作ったり、食事の後に「おいしかったねー!」と語り合えば、さらにコミュニケーションが出来ます。子どもにとっては食事の楽しさを実感することができる大切な時間になりますよ。

 

 

こんな症状は「食べ過ぎ」が原因かも!!

しかし、その代償は大きい場合もありますよね。

・何だか調子が悪い…
・便秘になってしまった…
・風邪をひいた…

子どもの場合

・疲れやすくなった…
・肌の調子が悪くなった…
・いつもよりグズグズする‥
・イライラしがちになった…

こんな症状は「食べ過ぎ」が原因かもしれません。特に、便は体からのお便り。

 

良いうんちは黄土色のバナナサイズで、水に浮かぶもの。

食べる物や食べ方、食べる環境が変わることで体に変化が生じます。「便」の状態が、体からのSOSや調子を教えてくれます。

では、どのように体を整えていけば良いのでしょう。

 

 

3食食べずに1食抜いてみよう!

食べ過ぎたのだから、1食抜いて整えるという分かりやすい方法です。食べ物を消化することは、体の機能の中で最もエネルギーを使います。

食べ過ぎてしまった体は、胃や小腸、大腸、肝臓、腎臓、さまざまな臓器がお疲れの状態。

だから、少し休めてあげる必要があります。

 

最もエネルギーを必要とする「食べ物の消化」を3回から2回にしてあげるだけで、だいぶ体は回復していきます。

朝起きて、お腹が空いてないと感じたら食べ過ぎな証拠です。「お腹が空いて起きる」「お腹空いたー!」の声が聞こえるような朝時間になるのが理想的ですよ。

お子さんの場合も同じ。無理に食べさせることはありません。

・味噌汁だけの朝ごはんだってOK
・ごはんだけだってOK
・食べられる野菜だけの食事だってOK

「お腹空いたー!」で食べれば良いのです。

 

 

動物性タンパク質を控えてみよう!

外食が多かったり、親戚が集まる食事も肉や魚が多かったりしませんでしたか?なので、動物性タンパク質を少々控えてみる。

これも、体をリカバリーして整えるためには良いですよ。

3食全く摂らない!という方法も1つだし、朝・昼は肉、魚、卵、乳・乳製品は食べないという選択も良いでしょう。

 

例えば、昼は外食で牛丼だったので夕食は動物性タンパク質はなしの食事(大豆製品を使ったおかず)にする。

また、昼は簡単におにぎりで済ませたから動物性タンパク質はない、なので夕食に豚肉を使った炒め物を。など

動物性タンパク質は元々消化しにくいもの。食べ過ぎている状態で、タンパク質多めの食事だと、逆に体に負担がかかって体は疲れてしまうのです。

 

さらに、動物性タンパク質の摂りすぎは腸内環境を悪くします。便秘やお腹の調子、お肌の調子が悪くなるのは当然なんですね。

良いうんちが出るまて食べるもの・食べないものを気をつけてみると良いかもしれませんね。

 

 

▼このコラムを書いた人は

山口 まゆみさん

管理栄養士・幼児食アドバイザーで2児の母。所沢市内でママとベビー&キッズのための料理教室「スマイル☆キッチン」を主宰。コラム執筆、レシピ提供、児童館や保育園主宰の料理教室の講師、市の健康診断での栄養相談など、幅広くフリーで活動中。近著に『管理栄養士ママが教える!子どものからだとこころが育つ!6歳までの食事のホント』、『作り方・進め方が1冊でわかる 【決定版】はじめてのおいしい離乳食』。

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