寝ぐずりや夜泣きには、寝る前のスキンシップが効果的!

寝ぐずり・夜泣きの理由

「なぜ、あかちゃんはすんなり寝てくれないの?」
「眠いのなら早く寝ればいいのに…」
あかちゃんの寝ぐずり・夜泣きは、昔から多くのママパパが悩まれることだと思います。

あかちゃんの寝ぐずり・夜泣きの原因は色々ありますが、「これだ!」という決定的な背景は未解明と言われています。最近では、生活習慣と関連づける研究論文も増えてきており、地球の24時間のサイクルに合わせて生活を整えていくことは、まずはお子さんの快眠に大切だといえることは確かなことだと思います。

また、日中の刺激や興奮で寝ぐずりを起こしたり、夜泣きをしたりすることも原因として挙げられます。脳が興奮していると、身体は疲れていても眠ることはできません。脳の興奮を静めるにはリラックスすることが大事になります。

今回は、寝ぐずりや夜泣きに効果があるスキンシップについてご紹介していきます。

脳の興奮を抑えるにはスキンシップが効果的!

あかちゃんは、成長の過程で毎日たくさんの刺激を受けています。普段、保育園のお迎えに来るのがママだったのが、「今日は、おばあちゃんがお迎えに来た!」ということでも、とっても刺激的なイベントとなります。そんな日は、寝つきが悪かったり、いつもより夜泣きの回数が多かったりした経験はありませんか?

あかちゃんにとって普段と違う出来事や、刺激的なイベントがあった日は、脳が興奮していて身体は疲れていても、なかなか眠ることができません。やっと寝かしつけても、またすぐに起きてしまうこともあります。

そこで、オススメなのが、寝る前のスキンシップタイムです!
ママやパパとのスキンシップは、ハグや抱っこ、おんぶ、マッサージなんでもOK!お子さんとママやパパがお気に入りのスキンシップをぜひ探してみてください。肌と肌の触れ合いにより、あかちゃんの五感が満たされ、安心し、脳の興奮も静まります。1日5分でも効果抜群なので、ぜひお気に入りのスキンシップを取り入れてみてくださいね。

ベビーマッサージも効果があると言われています。やさしくタッチしたり、なでるだけでも、安心感を与え、眠りを促すホルモンと呼ばれているメラトニンの分泌量が増えるという報告もあります。また、ママにとってもストレスホルモンのコルチゾールが減ったり、ストレスと癒しの効果が実証されており、お互いにメリットが多くあります。

眠りに効果のあるマッサージの方法

寝る前に簡単にできるマッサージをご紹介します。

➀胸を両手でやさしくハートを描くようにマッサージ
胸が広がり呼吸もしやすくなり、眠りやすくなります。ハートを描きながら「大好きだよ♡」と声をかけながらマッサージするのがオススメ!

②足のマッサージ
足の裏や足全体をやさしくなでます。
幼児さんや、学童以上のお子さんでも、脚が疲れている時や興奮している時などにマッサージしてあげると、寝つきがとっても良くなりますよ。

今回は、寝ぐずりや夜泣きに効果のあるスキンシップについてご紹介しました。

1日5分のスキンシップでも、寝つきや夜泣きにも効果があるので、ぜひお気に入りのスキンシップを夜のルーティンに取り入れてみてくださいね。大人でも疲れすぎている日や、刺激的な日は寝つきが悪くなりますよね。そんな日は、ぜひ、ママもパパにマッサージしてもらいましょう。

お互いにマッサージすることで、リラックス効果も高く、夫婦間のコミュニケーションも高まります。ママパパマッサージも取り入れて、家族みんなでぐっすり笑顔を!

リープリッヒ主宰。15年間、大学病院、小児科、産科病院などの看護師、保健師として従事。自身も子どもの夜泣きに悩み、また多くのママたちが夜泣きにストレスや大きな悩みを抱えていることを感じ、ママや赤ちゃんの睡眠をサポートする活動をしています。

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