ママのための、片付け力アップ講座
子育て中は、家の中が大変!モノは散らかるし、掃除も手が回らない。。「片付けなさい!」っていつも子どもに怒っている。。
そんなあなたのお悩み、解決します!!
散らかった家・片付いた家
散らかった家に暮らすA子さんと、すっきり片付いた家に暮らすB子さん。二人の暮らしを、想像してみましょう。
A子さんのキッチンはモノだらけ。料理するときはいつも、まずは冷蔵庫の中に、食材を探すところから始まります。
「あれ~、ひき肉どこに入れちゃったんだっけ。わ~、奥から、この間買って忘れていた油揚げが出てきた!ああ、もう賞味期限が切れて、うっすらカビが生えてるよ。。はあ、もったいないことしちゃったな。あ、やっとひき肉見つかった!さ、気を取り直して、ハンバーグを作ろう!ああ、でも、調理台の上がモノだらけ。玉ねぎ切るのに、まな板を置く場所がないよ~。わぁ、A美がもう昼寝から起きちゃった!もう、だから料理って、面倒くさいんだよー。」
B子さんのキッチンはいつもすっきり。
冷蔵庫のチルドルームからひき肉を取り出すと、調理台に向かいます。そばにあるまな板をさっと取り出して、玉ねぎを刻みます。その場で引き出しを開けてボールを取り出すと、手早くタネづくり。
使い終わった包丁やまな板も、すぐに洗って、後片付け。調理台はクロスで一拭き。あっという間に食事は出来上がり、使い終わったキッチンもすっきりキレイ☆彡
「B美ちゃんがお昼寝から起きる前に、洗濯物たたんじゃおうかしら~」
片付けないと、損!
散らかった家のA子さん。たくさんの損をしていることが、お判りでしょうか。まず、食材を探す時間。捨てることになる食材を買ったお金。イライラして、余裕のない気持ち。
すっきり片付いた家ののB子さん。時間を掛からずにさっとお料理。使いかけの食材も無駄にしません。全てがスムーズなので、気持ちにも余裕があります。
片付けをすると「部屋がきれい」になる。これはもちろん事実です。
でも、これだけではありません。
毎日の料理や洗濯など、毎日の家事がラクになって、掃除も簡単!時間に余裕できるので、気持ちの余裕をもって子どもや家族と関わることができます。
近所のママ友が急に遊びに来る!なんてときにも、すぐに笑顔でどうぞ~と言えちゃうのです。
さてあなたは、散らかったお部屋のA子さんと、片付け上手のB子さん。どちらの暮らしを、したいですか?
○○だから、片付けられない?
片付けられない言い訳は、いくらでも思いうかびます。
「時間がないから」
時間がないのは、散らかっているから、とも言えます。片付けをしなければ、時間は無駄になり続けます。確かに、散らかった家を片付けるには、時間が必要です。でも、いったん片付けてしまえば、その後の生活は、逆にそれ以上の時間を生み出します。
「面倒くさいから」
片付けるのが面倒くさいのは、「しまい場所・方法が良くないから」片付けは言い換えれば、「家の中の面倒くさいを無くすこと」とも言えます。
モノを、出し入れするのに最適な場所・方法で収納すると、ラク~に片付けができちゃうのです!
以前片付けが苦手だった私は、6年前に家を片付けて、衝撃を受けました。
「片付けって、家を『きれいにすること』じゃなかったんだ。家を『暮らしやすくすること』だったんだ」
片付いた家での暮らしは、それまでに比べて、家事の負担が大きく減りました。時間にも気持ちにも余裕が生まれて、いつも笑顔でいられます。
ママが笑顔でいると、子どもはやっぱりうれしい!!家族まで笑顔に、なっちゃうんです。
さあ、片付けを始めてみたくなりませんか?次回は、片付けの順番について、お伝えします。
▼このコラムを書いた人は
こま ともこ
埼玉県所沢市在住の整理収納アドバイザー2級認定講師・収育指導。お片付けを「楽しく伝える」がモットーである収納王子コジマジックに師事。企業や自治体・小中学校PTAを中心に、掃除・片付け講座を開催。これまでの受講者数は延べ3000人以上。受講すると「早く帰って片付けたくなる!」と評判で、市民講座では満席を連発。元片付け苦手・今も面倒くさがり。小中学生の子ども3人を含む6人家族。
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