ラク~に汚れを落とす、優秀お掃除道具

いよいよ12月。年末が目前です。前回の記事では、日常的な汚れは、優秀なお掃除道具で簡単に落とせることをお伝えしました。

でも、汚れてから時間が経ってしまったり、こびりついてしまった汚れは、洗剤の力を借りたほうが良い場合もあります。

今回は、効果的な洗剤の選び方をお伝えします。

軽い油汚れには、これ1本!

キッチンの汚れや、壁の手あか、食べこぼしの原因は、「油」油汚れを落としたいときに使うのは、「アルカリ性洗剤」!

洗剤の液性は、ボトルの裏面の成分表示欄に記載されています。

軽い汚れの場合には、アルカリ電解水スプレーが便利です。

スプレーしてもヌルヌルしないので、拭き取りやすくて使いやすいんです。キッチン壁面や、収納扉、冷蔵庫や電子レンジ・トースターの内部などにも使えます。

ドラッグストアやホームセンター、100円ショップでも、手軽に手に入りますよ!重曹水やセスキ炭酸ソーダ水も、これと同じような使い方ができます。

どれか一つ用意しておくと、簡単にピカピカキレイ!毎日のお掃除が捗ります。

水垢汚れは、溶かして落とす!

洗面所やお風呂の水垢や石鹸カスは、スポンジでこすっても、なかなか落ちにくい汚れです。これらの汚れ落としに使用するのは、「酸性洗剤」。

その中でも使いやすいのは「クエン酸」!

濡らしたスポンジやポンポンたわし(前回記事参照)の上に、クエン酸を小さじ1/2くらいのせて、スポンジやたわしの水分で溶かしながら擦ります。

クエン酸は、シンクやグラスの曇りを除去したり、ポットの洗浄、食器洗い機の洗浄にも使えますよ。

洗剤は、使いまわす!

お店のお掃除コーナーに洗剤はたくさん売っているけれど、汚れ落としのルールは実はシンプル。

油汚れはアルカリ性洗剤
石鹸カス・水垢汚れは酸性洗剤

洗剤をあれこれ揃えなくても、アルカリ性洗剤と酸性洗剤をそれぞれ1本ずつ持っていれば、ほとんどの汚れは落とせてしまいます。

たくさんの洗剤を揃えておくよりも、少ない洗剤をあちこちに使いまわしたほうが、モノが少なくて済むので、すっきりしますよ!

さて次回はいよいよ最終回。
片付けと掃除で、簡単きれいをキープのコツを、お伝えします。

▼このコラムを書いた人は

こま ともこ
埼玉県所沢市在住の整理収納アドバイザー2級認定講師・収育指導。お片付けを「楽しく伝える」がモットーである収納王子コジマジックに師事。企業や自治体・小中学校PTAを中心に、掃除・片付け講座を開催。これまでの受講者数は延べ3000人以上。受講すると「早く帰って片付けたくなる!」と評判で、市民講座では満席を連発。元片付け苦手・今も面倒くさがり。小中学生の子ども3人を含む6人家族。

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